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詩的なこと、素敵なもの

私的で、詩的な、言葉を生み出し、素敵な世界に。指摘されても、知的でなくても、素敵に生きます。

ムーン

 

 

 

 

 

「ムーン」

 

脇道に子猫がいた

帰り道に明かりが灯った

話がしたくなった

今日は誰とも話していないから

 

たくさん話しかけたのに

鳴き声はあくびのような声

ムーン、ムーン、と

単調に繰り返す

 

たしかに今夜は満月が綺麗だけど

それだけの鳴き声じゃわからない

 

月について語るのに猫は

それしか言えないのかもしれないけど

 

 

 

以上

 

 

 

 

慈しむのは器

 

 

 

今回もありがとうございました。

 

 

新宿

 

 

私の大好きなシンガー、大森靖子さんの曲に「新宿」という曲があります。私的には、新宿=椎名林檎だったのですが、この曲を聞いて認識が変わってしまいました。大森靖子さんの「新宿」、素晴らしく的を得ているように感じます。

 

「東京」と名の付く歌はたくさんあります。それから東京の街の名前が付く歌もたくさんあります。それぞれがバラエティ豊かに東京を語る。そんな歌を集めては、東京の街を歩きながら聞いております。

 

酔いしれるという行為は、シティーボーイアンドガールに多いのではないでしょうか。だから、カルチャーの最先端にいるし、自分だけの良いものを見つけるのが上手。ていうかそもそも、シティーボーイアンドガールなんでしょうか、勝手につけてごめんなさい。

 

 

それでは一つ詩を。

 

 

 

 

「新宿」

 

三丁目で飲んだあと、二丁目を歩いた

少し歩いただけなのに自分は変わったんだ

魔法のように変わる街の中

汚れてもいない私の心

何も残るものはない

 

歌舞伎町で飲んだあと、さらに飲んだ

少し飲んだだけなのに自信がでてきたんだ

魔法のように変わる街の中

朝になればこの気持ち

無くなるとわかって

 

東口を歩いたあと、飽きて南口に行った

辿り着いたころに日は昇っていたんだ

魔法のように変わる街の中

何かが始まる予感さえ

大きな選択と思えた

 

 

 

以上

 

 

 

クロノスタシスがやってくる

 

 

 

 

今回もありがとうございました。

 

 

 

魅力マネジメント

 

 

「魅力マネジメント」

 

変わらない、それが魅力

 

変わる、それは気力

 

「魅力」と「気力」の力を抜けば

あなたの「幹(みき)」が見えてくる

 

それが美しいか美しくないかは

変わらないことで目に見えてくる

変わることで浮き上がってくる

 

満月と三日月を同時に見た日

浮世だと思った夢

偶数が奇数に変わる瞬間

 

 

私は変わらない

 

 

 

 

以上

 

 

 

盲目は感受的

 

 

 

今回もありがとうございました。

 

 

 

点滅

 

 

「点滅」

 

あの子が世界で一番

 

でも、あの子には会えない理由がある

 

だから、その子で傷を癒した

 

あの子とその子では、色が変わる

 

その子と過ごす夜は点滅する

 

これはあの子では有り得ないことだろう

 

想いは不思議だ

 

あの子より、その子を失いたくない

 

いつかその子を失ったとき

 

何色になればいいのか

 

きっとわからなくなるから

 

 

 

 

以上

 

 

 

恋はパラドックス

 

 

 

今回もありがとうございました。

 

 

 

 

 

愛を探して

 

 

youtu.be

 

 

 

私は変わり者すぎるし、人とは全然違う

型破りでアーティスティック

自分がどれだけクリエイティブか語るなんて

思い上がりだと思うかもしれない

でも、私はそう考えない

それは自信になるし、大切なこと

だから私はあなたの心をつかむの

 

 

 

アメリカの歴史ある宝飾店、ティファニーが公開しているレディーガガへのインタビュー。その中で語られる言葉が上記のものである。感想は、ただひとつ、「かっこいい」。圧倒的にかっこいい、清々しいほどにかっこいい、目が離せないぐらいかっこいい。兎にも角にも、彼女は最高にかっこいいのだ。

 

あの溢れ出る自信、オーラ、力の抜けた感じ、全人類が見習うべき立ち居振る舞いがそこにある気がした。たったの1分で聞き手を魅了する。もう、感動ものです!!

 

がしかし、そんな私の心は恐ろしく盛り上がっているのですが、なんだか寂しい気分。

 

高まる気持ちとは裏腹に、不安でもあるのでしょうか。

我が人生、このあたりが変わりどきかも知れませぬ。

 

 

 

それでは、一詩。

 

 

 

「愛を探して」

 

変わり者、人と違う

 

どこに行くのか行く当てもないのに

 

彼女はそうかもしれないと、

ついていって帰ってきて

 

回り道してやっと言えた。

 

その少しあと癒えた。

 

 

 

 

以上

 

 

睡眠は美肌の母

 

 

 

 

今回も

ありがとうございました。

 

 

 

 

孤独の色

 

 

先日、友人の結婚式があって非常に楽しかったです。同窓会みたいな結婚式で、本当に楽しかった。新郎新婦には、感謝感激雨嵐。それでまあ、案の定べろべろに酔っぱらって家に帰りました。

 

そしてその帰り道、駅から家までの時間、強く孤独を感じたのです。こんなにも大きな孤独は久しぶりで、自分が本当にその日を楽しんだのだと実感しました。孤独の大きさは、周囲との深さでもあるからです。

 

そんなことを思いながら歩いていて、ふと孤独の色が気になりました。自分の孤独に色を付けるなら何色だろうと。悩んだ挙句、決めたのは青色。理由は帰り道に、信号にひとつも引っかからなかったからです(田舎なのでそもそも信号の数も少ないのですが)。

 

田舎の信号は、都会とちがって、周囲に信号以外の明かりが少ないので、信号機の光をもろに浴びることになります。私はこの瞬間が大好きで、地元に帰った時は、信号機の青色の明かりを浴びるために夜、散歩に出かけます。

わかる人には、わかると思いますが、それはけっこう幻想的な雰囲気でして、あの青色の世界には月明りより魅了されるものがあります。ぜひ田舎道で、信号の明かりだけを浴びれる場所を見つけてみてください。

 

 

何のことを言っているのかわからないとは思いますが、人生そんなときはしばしば起こります。それが私の場合つい先日で、非常に感情が高ぶったというお話でした。

 

 

 

それでは詩を。

 

 

 

「孤独の色」

 

ゆっくりと、愛していた

 

あまりにもスピードが遅いので気づきやしなかった友人が

さっき傍にいた

 

どうやら彼も彼女も幸せらしい

 

帰路の10分

 

孤独に包まれたから

 

七色からひとつとって

 

着て歩いた夜道

 

 

 

以上

 

 

 

レイニー・ブルーは悲しくない

 

 

 

今回もありがとうございました。

 

 

嵐の前に

 

 

 

 

「嵐の前に」

 

嵐のあとの晴れ模様は、美しい短編のようだ。

数十分の時空の隙間に、飛び込んだ。

まるで小さな冒険だ。

そんな嵐のあとは、ネガティブな想像をしてしまう。

美しいものをみたあまり、

それが壊れてしまうのではないかと、僕は焦るのだ。

短く感じた時間を過ごした一方で、長い時間を使って哀愁に堕ちた。

クラブ帰りの朝焼けに似ているような、似ていないような、そんな感覚。

マジックナンバーが流れていても、体はフロアのほうには流れない。

素敵なあの子とお酒を飲んでいるからだろう。

 

一瞬の嵐は、スマートなスピーチに似ていた。

終わったあとに行われた少しの無重力体験。

あの夜が閉じ込められた瞬間。

 

 

 

以上

 

 

麗しきことに愛していて

 

 

今回もありがとうございました。